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運転士という仕事は私にとって「輝ける場所」技を極めて三陸をもっと輝かせたい

運転士という仕事は私にとって「輝ける場所」技を極めて三陸をもっと輝かせたい メイン写真

2019年3月23日、東日本大震災で大きな被害を受けた三陸鉄道163㎞がひとつにつながりました。
地域の人々の通勤通学の足でもあり、観光客や鉄道ファン垂涎の路線でもある「さんてつ」を文字通り牽引する運転士の宇都宮聖花せいかさんを取材しました。

三陸鉄道久慈駅、上り列車からホームに颯爽と降り立ったのは運転士・宇都宮聖花さん。宇都宮さんは地元、宮古市出身。鉄道が好きだったこともあり、高校卒業後、東京の鉄道会社へ就職。「運転士になりたい」という夢を抱くようになります。
宇都宮さんは高校生の時に震災を経験。東京で夢を追いかけながらも、地元で家族と暮らしたいという思いを持ち始めた頃、三陸鉄道が運転士を募集しているのを知り、応募を決意。

「入社してもすぐ運転士にはなれません。免許を取得し実際に運転台に乗るには勉強と訓練の連続です。覚えること、習得することが多くて大変でした」と宇都宮さん。その時学んだことが自信になり、今の仕事を支えているといいます。
毎日走っている路線でも、季節や天候、乗客数、車両の癖などによって、思い描くように走るのは至難の技。繊細な調整や対応力が求められます。

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「ここは私が輝ける場所。天職だと思っています」という通り、運転中の宇都宮さんの表情は真剣そのものです。

「技術はまだまだですが、停止線にもぴったり、秒数まで予定通り止まれた時は心の中でガッツポーズが出ちゃいます」。そんな宇都宮さんの今の目標は「乗客のみなさんに心地よく感じてもらえる社内一の運転士になること」。「経験を積むことで基本は身につけられますが、そこから先は感性と個々の研究が大事だと思ってます」と宇都宮さん。新しい三陸を支えるのは、宇都宮さんのような挑戦し続ける若い力なのかもしれませんね。

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久慈駅では駅担当の社員が大漁旗でお見送り!

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周囲の風景が速度調整の目安になるそうです。

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三陸鉄道はワンマンカーなので、接客も重要な仕事のひとつ。

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宇都宮さんが担当する北リアス線の絶景ポイント「大橋橋梁」。 (撮影は、Yui×Instagramサポーターの@kazu_photographsさん)

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出発ホームに入ってきた列車。運転席には宇都宮さんが!

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この夏、東北電力のキャラクター「マカプゥ」のラッピング列車が運行を始めました

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「母とよく旅行しますが、そんな時も他の列車や電車の運転は気になりますね」と宇都宮さん。

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三陸鉄道宮古駅前の風景。取材の日は観光客で賑わっていました。

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久慈駅や宮古駅ではかわいらしい三鉄列車の土産がたくさん販売されています。

三陸鉄道株式会社

岩手県宮古市栄町4番地

0193-62-8900

https://www.sanrikutetsudou.com