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眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」

眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」 メイン写真

観葉植物や花の寄せ植え、ハーブなど、おうちで楽しむグリーンにはさまざまな種類があります。その反面、「やってみたいけど手入れが難しそう」「忙しくて手がかけれらないわ」と、ためらってしまう方も多いのでは?そんな方にオススメしたいのが、お手入れが簡単で、癒し効果も高い「コケテラリウム」です。KOKEMON(仙台市)の三浦洋平さんに楽しみ方を教えていただきました。

「テラリウム」ってなに?

「テリラウム」は、ラテン語の「大地」を意味する「terra(テラ)」と「場所」を意味する「arium(リウム)」の造語で、ガラス容器など中で、植物や生き物などを育てる方法のことを言います。コケを中心に構成した「コケテラリウム」、魚を育てるための「アクアテラリウム」などがあります。

眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」 写真

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「コケテラリウム」の魅力は?

「コケテラリウム」の魅力は、表情豊かなコケを身近において楽しめるということ。コケというと日本庭園に広がる絨毯のようなコケをイメージしますが、近くで観察すると小さなヤシの木のような形のものやフサフサとした小動物のシッポのようなもの、もふもふ感を楽しめるものなど種類もさまざま。「コケテラリウム」は、好みのコケを組み合わせたり、石や流木などを加えながら植えていくことで、小さな容器の中に、渓流沿いの景色や癒しの森など思い思いの風景を描くことができます。

さらに、明るめの日陰に置き、月に2回程度霧吹きで水やりする程度という手入れの手軽さも魅力のひとつです。

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「コケテラリウム」づくりを体験してみました!

KOKEMONで常時、開催しているワークショップを体験してみました。小さな空間ですが、イメージを描きながら少しずつ作り上げていく作業は、大人も子どもも夢中になれて、とても楽しい時間です。苔玉づくりなどのワークショップも行なっていますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

1.まずは器を選びます

蓋つきのクローズタイプと蓋がないオープンタイプがあります。お好みで選べますが、クローズタイプは湿度を安定した状態に保てるので初めての方にオススメです。

2.ベースになる土を入れます

今回は黒土に燻炭(燻製した炭)を混ぜた土を使いました。コケは、腐葉土など栄養がある土はカビの原因にもなるので向きません。専門店の他、最近はホームセンターでも「コケテラリウム」用の土を販売しています。

3.景色を演出する石を選びます

最初に主役となる石を選んで、全体の構図を考え、どこに置くか、脇役になる石にどんな石を選ぶかを決めます。今回は、縦長の石を中央に立て、同じ色の小さな石を2つ、バランスを取りながら前に並べました。

4.土全体に水をかけます

土全体がしっとりと湿り気を帯びるように、霧吹きで水をかけます。

5.コケをほぐしながら植えていきます

今回は育てやすく、クローズタイプの器にあったコケ4種(ヒノキゴケ、カモジゴケ、コツボゴケ、オオシラガゴケ)を使いました。高さがあるものは手で小分けにしてから数本ずつピンセットで挟み、土に刺すように植えます。横に広がるコケは小分けにして土の上に置くように植え、竹串などで軽く押しながら土に馴染ませます。

ミニチュアやフィギュアを飾ってジオラマに!

眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」 写真

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最初は何から始めたらいいの?

「コケは生えていても気付きにくいのですが、よく見ると身近なところに生えています。まずはおうちの庭を探してみてください。見つけたらそっと取って、植木鉢でもいいですし、食器でもいいので乗せて育ててみてください」。土のある場所だったら土も一緒に採取。生えていた場所に近い環境にしてあげると長く楽しめます。

「本格的に初めてみたい!」という方は、「KOKEMON」などの専門店やホームセンターなどで開催しているワークショップに参加してみてましょう。コケの種類や選び方、道具などさまざまな情報も得られますし、奥深い魅力を知ることができます。

眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」 写真

コケテラリウムの進化系とアクアテラリウム

「コケテラリウム」の魅力は奥が深く、上級者になると他の植物を加えたり、水辺を作り込んだりと、より自然に近い情景を表現できるようになります。

下記の写真は「KOKEMON」の高橋さんが手がけた作品。朽ちかけた木の根にシダやコケが絶妙に配置され、まるで東北を代表するコケの名所、奥入瀬渓流の景色を切り取ったかのよう。眺めているだけで心が癒されます。

もう1枚の写真が「アクアリウム」。魚が泳ぐ水槽を彩るのは、さまざな水草です。こちらは魚の住みやすい環境を保つため、空気を水中に送るエアポンプなどが必要となります。

眺めてうっとり、作ってワクワク 私だけの緑のアート「コケテラリウム」 写真

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KOKEMON 三浦 洋平さん

KOKEMON 三浦 洋平さん

仙台市内にある2店舗を展開するKOKEMONでは、「コケテラリウム」や「アクアテラリウム」を販売するほか、「コケテラリウム」のワークショップも開催。さらにオフィスや店舗、イベント会場などで植物の魅力を感じさせる空間デザインの分野でも活躍されています。

KOKEMON福室本店

仙台市宮城野区福室1-3-18 

022-354-1416

http://www.kokemon.com

KOKEMON仙台PARCO店

仙台市青葉区中央1-2-3

022-724-7331

http://www.kokemon.com